猿倉緑の森の会

猿倉緑の森の会は、燃料の貴重な供給源であり、集落住民の誇りであった猿倉岳山頂周辺のブナ林を、かつての美しい姿に再生し訪れる人たちの憩いの森として整備するため、平成20年に有志数名によって立ち上げました。

現在、猿倉緑の森の会の思いに賛同した多くの仲間たちが、楽しみながらブナ林の整備活動に参加しています。

猿倉緑の森の会の活動は、まだまだ発展途上です。
今後とも、会員のみなさんや地域内外の方々とともに、様々なアイデアを持ち寄りながら一緒に楽しみ、活動を続けていきます。

地域内外と連携し豊かな自然を未来へ

天空のブナ林エリアと整備・保全計画

①自然を楽しむエリア

自然に親しみ、のびのびとした子どもたちを育てる環境教育の場
草刈などの作業と遊歩道の整備や巣箱の設置など

②自然を学ぶエリア

自然観察会や森のコンサート会場でのイベントなどを通じ、自然を知ることで環境意識を高める場
ブナとブナ林内の植物の保全を行うとともに定期的な自然観察会などを行う

③自然を守るエリア

平成26年度から整備を進めているエリア。
ブナ苗植樹や適度の間伐などの活動を行いながらブナ林の環境を整える

太田地区の歴史と猿倉緑の森の会

猿倉岳の麓に位置する長岡の奥座敷『蓬平温泉』のある太田地区。
その歴史は古く、約600年前の南北朝時代に遡ります。

南朝の武将『高野木民部永張(こうのきみんぶながはる)』が戦い敗れて都を落ち、龍神が住むという『蓬平』にたどり着き居を構えたという伝説から、龍の使いをご神体とする長い信仰の歴史があります。

美肌の湯として知られる『蓬平温泉』と商売繁盛の神社として有名な『高龍神社』は、この町が先祖から受け継いできた重要な文化遺産です。

これら、太田地区の文化遺産を長い歴史の中ではぐくんできたのが太田川とその源流部にある猿倉岳の豊かな自然です。

猿倉岳山頂に広がる見事なブナ林は『天空のブナ林』とよばれ、私たちが祖先から受け継ぎ守ってきた大切な自然遺産なのです。

『猿倉緑の森の会』は、この貴重な『天空のブナ林』を整備・保全し、未来に引き継いでいくための活動をしています。

猿倉緑の森の会のあゆみ

  • 平成20年 燃料山としての価値を解かれ、荒れ果てていたブナ林の再生を計画。
         長岡市の協力を得て有志数名で間伐及び捕植などの整備を開始(以後継続実施)
  • 平成21年 天空のブナ林と命名し、会の名称を「猿倉緑の森の会」とする
  • 平成22年 林内遊歩道整備
  • 平成23年 長岡市太田小中学校の子どもたち(総合学習)と協働。森の演奏会などのイベントを開催(以後定例開催)
          ホームページを開設し、ブナ林の四季等を全国に発信する
          登山道整備、案内看板の設置
  • 平成24年 全国森林インストラクターの協力を得て本格的な整備を開始
  • 平成25年 環境活動としての貢献が認められ『第18回新潟県環境賞』を受賞
  • 平成28年 公益財団法人イオン環境財団『環境活動助成事業』に採択(第1回)
  • 平成29年 公益財団法人イオン環境財団『環境活動助成事業』に採択 (第2回)
  • 平成30年 公益財団法人イオン環境財団『環境活動助成事業』に採択 (第3回)
  • 平成31年 公益財団法人イオン環境財団『環境活動助成事業』に採択(第4回)

猿倉緑の森の会年間スケジュール

内容
4月末~5月初旬 猿倉岳の雪上トレッキング
6月 かやぶき小屋製作
7月 ブナ林内間伐作業/ブナ苗植樹会
8月 登山道の整備
9月末~10月初旬 猿倉岳秋のトレッキング/森のコンサート
11月 山じまい作業